どうもSKです。
ちょっと前にアカエイを釣ったのでそのときにどうやって持って帰ったかのお話。
というのもエイってやつは食べようと思ったら尻尾に毒があったりちゃんと処理しないとアンモニア臭くなって食えたもんじゃなくなったりするわけなんですねえ!
エイを釣った、または釣って食べてみたいけどどうやって持って帰ろう?という時にお役に立つと思います!(超ニッチ!
それでは書いていきます。
目次
道具
道具は最低限はナイフか包丁のような切るものとバケツ、切った身を入れるジップロックや袋があればいいかなくらい。
自分の場合はその他になんとなく新聞紙敷いてやりました、これもあるといいかも。エイをさばくと事件現場のような感じになることもあるっぽいので・・・
それくらいかな?
釣れたらまずは尻尾を切り落とす
アカエイは尻尾に毒針があるので持って帰る場合はまずは切り落としてしまうのが良いでしょう。
エイの毒は調べると一ヶ月経っても痛いとか細胞が壊死するとかなかなかすごい毒のようです。
僕の場合はそうでもなかったのですが、尻尾はぶんぶん振り回してくることもあるようで大変に危ないです。
尻尾の先を踏みつけるなどで固定して切り落とすのが一般的。
なお切り落としても毒性が失われることはないようですので、絶対触らないようにしましょう。
尻尾は堤防とかなら海にお返しすればいいと思います。万一人が踏みつける可能性がある場所なら持ち帰って廃棄するべきと思います。
〆て血抜き
尻尾を落としたら〆て血抜きします。
〆るにはまずは目と目の間、上の画像だと赤丸のところをナイフかなにかでぶすっと行きます。
そしたら裏返してエラの部分、これも上の画像の赤丸の部分をザクっと切ってやります。
バケツに入るサイズならこうやってバケツに入れてやるといいかも。
ちなみにちょいと残酷な話になるんですが僕の場合写真撮りながらやってたら(時間が経って固まった?)ちょっと血の出が悪かったので目と目の間を包丁でグリグリしてやったら随分血が出ました。
ちょっとなんとも言えない感情が湧いてくる作業なのでアレですが血はしっかり抜いたほうがいいと思うのであんまり血が抜けてないと思ったらやってみてください・・・
ヒレを切り落とす
しっかり血を抜いたらヒレを切り落とします。基本的にエイを食べるっていうとヒレのことです。
食べられる部分は大体上の画像の赤線の部分です。
赤線部分を切り落せばOK。結構ぬめぬめしているので気をつけて切り落とします。
食べるなら肝も取る
食べる場合は肝も取ります。画像の茶色いのが肝です。
かなりでかいので胴体部分を適当に切って開くと簡単にわかると思います。
緑色の胆嚢(たんのう)という部分は食べられないので切り落とすなどで取り除きます。
潰すと苦みが移るようなので胆嚢を取り除くのは自宅など失敗してもすぐ洗えるようなところがいいかも。
ヒレと肝は別々の袋に入れるといいかも
身と肝は別々で持ち帰るのがよろしいと思います。
特にエイの外側に気になる臭いがついてたら持って帰る間に肝に移ると思います、釣り場で水で洗えるわけじゃないからね・・・
まあ僕の場合胆嚢潰しちゃったんで肝をバケツで一応洗っとくかってやったら肝にエイというか海のニオイみたいなのが移ってしまって結局失敗したけども!
海の水で洗おうなんて考えが甘かったな!
後はクーラーボックスに入れてしっかり冷やして持って帰ればOKのはず。
アンモニア臭はこれでかなりの時間大丈夫のはず!
気になるアンモニア臭ですが自分の場合はエイが釣れて捌いてクーラーボックスにいれてからも釣りを継続してました。
家に持って帰って調理するまで多分12時間以上経ってましたがアンモニア臭は皆無でした!
- ちゃんと血抜きする
- きちんと冷やす
さほど上等なクーラーボックスを使っていないのですがちゃんと血抜きすること、冷やすことをしていればそんなにすぐにはアンモニア臭くはならないのではないかと思います。
あとはぬめりを取ってヒレは皮を剥いで調理すればOKです!
持ち帰ったヒレはぬめりを取って皮を剥げば後はお好きに調理すればOKです。
ぬめりはいくらか取り方があります。
- 包丁などでこそぐ
- 熱湯をかけて包丁などでこそぐ
- 塩で揉んで取る
とまあこんな感じ。どれも大差ないと思うので好きな方法で・・・
皮も気にしなければ食べられるっぽいですが気になる場合は剥ぎます。
皮を剥ぐ時は意外と力がいるので端っこをはさみなどで切り落とすと少し剥ぎやすいかも。
剥ぐとこんな感じです。
皮を剥いじゃえば刺身にするもからあげにするも煮付けるも自由!
これ以上は調理次第って話だと思うのでとりあえずエイの捌き方はこんな感じかな!
最後に
僕の場合はこんな感じで持って帰りましたが、うまく処理できてたと思います!(肝以外・・・
ちなみにヒレはからあげにしてみましたが、鶏肉のようで美味しかったです。
感想記事も書いてますので良かったらどうぞ。
意外と簡単にさばけるので、食べてみたい人は是非挑戦してみよう!