猪肉が余っていたのでベーコンを作ってみた話

いのしし肉でベーコン14
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どうもSKです。

先日焼肉をしたのですがその際出していたイノシシ肉。

 

いのしし肉でベーコン1

じゃじゃん!・・・見ての通りのすごい脂で当然のように余ってしまった。

長いこと冷凍していた肉ということもあり消費するしかないのだが、いかんせん焼肉にするには脂がすぎる!

というわけで最近燻製にハマっているので思い切って猪肉でベーコンを作ることに。

ベーコンならこの脂もごまかせる? ごまかせない?とにかくやってみる!

 

作り方はこんな感じ

ベーコン作ろう!となったのはいいものの実は初めて作る。

初めて作るベーコンが純粋な豚でなくイノシシってのは中々感慨深いものがあるようなないような。

イノシシだからといって豚肉と大きく作り方が違うということはなく、というか同じ作り方でいいはずなのでベーコンの作り方を参考にしつつ作っていきます。

 

材料

  • イノシシ肉・・・今回は500g
  • 塩・・・肉の重量の2%(10g)
  • 砂糖・・・3g

 

肉は測ったらちょうど重さが500gだったので肉の重量の2%ということで10g、砂糖は少量入れるとジューシーになるらしいので3gほど。

材料はこんな感じのシンプルなベーコンを作ることに。

本当はスパイスとか色々使ってみたかったんだけど真夏日に解凍した肉だったのでそろえる時間がなかったのである!

でもシンプルなイノシシ肉のベーコンというのもそれはそれでいいのかなって!

 

肉の余分な水分をキッチンペーパーで拭き取る

いのしし肉でベーコン2

さて実際に作っていきます。

まず腐敗が心配だったのでキッチンペーパーで肉の表面の水分を拭き取る。

食べきれなかったものとはいえ腐ると悲しい、というかイノシシに悪いですからね。

 

フォークで穴をあけ塩と砂糖を肉に擦り込む

いのしし肉でベーコン3

フォーク等で肉全体に穴をあけて塩と砂糖をお肉全体にまんべんなく擦り込みます。

この際素手で触ると雑菌がつく的な意味で恐らくよろしくないです。

というわけで出来るだけ素手で触らないように擦り込みました。

 

ラップとジップロックに入れて冷蔵庫で寝かせる

いのしし肉でベーコン4

全体に擦り込んだらラップでお肉をくるみます。

更にそれを出来るだけ空気を抜いてジップロックに入れ、冷蔵庫で5日~1週間ほど寝かせます。

均等に塩等を染み込ませるため毎日ひっくり返します。

 

塩抜きする

いのしし肉でベーコン5

今回は真夏日に仕込んだこともあり、5日で冷蔵庫から出しました。

若干怪しい色合いなものの、妙な匂いやねばつきは一切ありませんでした。良かったぁ・・・

腐っていたら残念ながらここでさよならでした。

 

いのしし肉でベーコン6

大丈夫だったので鍋に水を入れて塩抜き。

とりあえず今回は30分毎に水を変えながら2時間ほど塩抜きをしました。

 

いのしし肉でベーコン8

塩抜きができているかどうか、端っこを焼いて確かめます。

ちょっと薄いくらいがちょうどいいらしいです。

ほんのり塩味・・・ 多分オッケー! 多分!

 

キッチンペーパーにくるみ冷蔵庫で一晩乾燥させる

いのしし肉でベーコン9

塩抜きをしたらキッチンペーパーで水分を拭き取ります。

ここで肉を乾燥させたいわけですが、気温が20度以上あると腐敗の可能性が高くなるので冷蔵庫で乾燥させます。

キッチンペーパーでくるみそのまま冷蔵庫に入れて一晩置きます。

キッチンペーパーを2、3回変えてやると一晩でいい感じに乾燥します。

 

燻製する

肉を乾燥させたらいよいよ燻製のお時間。

冷蔵庫から肉を出してある程度常温に戻してから燻製します。

時間と温度は雰囲気で行く!

 

いのしし肉でベーコン10

チップの量はよくわからなかったので3つかみほど。

足りなければ足せばいい感じで。

 

いのしし肉でベーコン11 いのしし肉でベーコン12

鍋に網と肉を乗せ、そしてチップに脂が落ちないようにアルミホイルで脂よけをして燻製開始。

70度くらいの温度を保ちつつ燻製するわけですが僕は温度計を持っておりません。

というわけで蓋にしてるフライパンを触ってやけどしないくらいの温度を数時間保つという男らしい方法で燻製しました。

本当に70度程度かどうかはわかりませんww

そんな雰囲気燻製してましたがガスコンロだと煙が出てからずっと弱火にしてるとちょうどいいくらいかなと思いました。

 

いのしし肉でベーコン13

30分に一回程度ひっくり返します。

 

完成!

いのしし肉でベーコン14

結局2時間くらいでいい感じに火が通ったと判断し完成。

 

いのしし肉でベーコン15

元々ブロックではなくすでに薄切りにしてある肉を重ねてあるものなのでこんなものだろう・・・

そんな作り方をしたものの、それなりに中はベーコンっぽい。

 

イノシシのベーコン、食べてみる!

いのしし肉でベーコン17

せっかく作ったんだから食べなくちゃね!

何気に作るときに胡椒を擦り込んでいなかったため胡椒を振ってスキレットでシンプルに焼いていく。

・・・わかっていたが脂がすげえ。

脂がすごいのわかってるから油引いてないのにこの量でどんどこたまっていくよ・・・?

 

いのしし肉でベーコン18

見てくれは悪いけどできた! そしてこの状態でも脂がすごい!

さてお味は・・・? ぱくっと。

おお?・・・これはベーコンだ!

もっと感想ないの?って話だけど思った以上に普通にベーコン!

つまんない感想だけどベーコンだこれ!っていうのが最初の感想。

ただちゃんと手作り感は出ていて、まず塩気。

塩味は薄いくらいがちょうどいいという情報は持っていたけど確かに燻製すると塩気が強くなるね。

思っていたよりも塩気がしっかりきいてる。もっと薄くても良かったな!

あとはシンプルな方法ゆえ、ちゃんとイノシシっぽい風味があるのはポイント。

イノシシ肉は豚肉に似てるんだけど、やっぱりちょっと豚肉とは違う独特の風味があるんですよ。

イノシシ肉のベーコンなのでイノシシ感があるのは当たり前なんだけど、ちょっと珍しいもの作れたなという面白さがありますね。

味のストレートな感想は塩気が強めになっちゃったしかなり脂っぽいけどしっかり美味しいベーコンです。

噛むほど味が出るおつまみ的なおいしさもあるし、ベーコンエッグとかにするとおいしいだろうなー!

 

最後に

こんな感じで余ったイノシシ肉でベーコン作ってみましたが中々面白かったです。

実は僕の地域ではそれなりにイノシシ肉を入手する機会があるんですが、手に入るの今回みたいなお肉ばかりなので消費に若干困るんですよねぇ・・・

購入するとかじゃなくて駆除されたら配られる感じなのですww

今後も手に入ったらベーコンにしていくのもいいかなあ。

 

 

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