どうもSKです。
僕の家では豆アジがたくさん釣れたらよく南蛮漬けにするんですが、毎回はちょっと芸がないかなあということで干物を作ってみることにしました。
干物をたくさん作ったら保存もできるしいいかと思って。
実はちょっと前にサヨリの干物を作ってみたらとても美味しいということがあったのでそれの影響もあったりもする。まあ今回はアジで!
今回はどうせなら2種類の味で作ってみようと思いシンプルな干物とみりん干しをやってみました。
目次
豆アジの干物の作り方 アジを開く
まるっと干すレシピもあるようですが骨が気になるかと思ったので開くことにしました。
というわけでアジを開いていきます。僕も初めて開いたけどこんな感じで開きました。
開く前に頭と内蔵を取り除く必要がありますが、豆アジの場合は手でやっておくのが楽です。
上記の記事で書いてますが覚えておいて損はないです。
この時点で頭がついている場合は頭を落とし内蔵をかきだし、流水で洗います。
それと今回僕はぜいご(アジのウロコの硬い部分)を取っていないんですがあとで気になるのが嫌な人は取るのがいいかもしれません。
洗ったらアジの腹に包丁を入れ、中骨に沿って開いていきます。
何枚かやればコツが掴めてくるはず・・・
開いたら中骨がついている方の身に沿って包丁を入れます。
尾の辺りで中骨をペキッと折ります。
あとは流水で黒い部分等を洗い流しキッチンペーパーで水気をとってやればOKです。
豆アジの干物の作り方 普通の干物
干物の材料
- 開いたアジ・・・あるだけ
- 3%~15%の塩水・・・適量
普通に干物にするなら材料はこれだけですね。
塩水の割合広すぎじゃね?と思いました? 安心してください、僕も思いました。
塩水は究極的には濃ゆさもつける時間も好みになるとか。豆アジっていうのもあるけどとりあえず8%以下辺りから試してみるのがいいと思います。
例えば水100mlなら塩8gとかで8%すね。
干し網は100均でも十分なものがあるよ
材料以外だと干し網がいる、というかあると便利なんですが100均とかにもあるので用意しておくといいですよ。
セリアで買ったやつが2段でお気に入り。
開いたアジを塩水につけていく
さてここまで来るとあとは簡単で開いたアジを塩水につけていきます。
一応冷蔵庫に入れたほうがいいと思うので、ジップロックで漬けると楽だと思います。
僕は今回6%の塩水で1時間つけました。
調べると漬ける時間も幅が広くて、30分~2時間とか様々です。このへんは自分で好みを探っていくしかなさそうですね。
漬け終わったらキッチンペーパーで水分を拭き取り干し網で干します。
風通しの良い日陰で数時間~数日干せば出来上がりです。扇風機とか回してやると安心かも。
豆アジの干物の作り方 みりん干し
今回みりん干しも作ったので合わせて。
みりん干しの材料
- 開いたアジ・・・あるだけ
- みりん、醤油・・・1:1で適量
- ごま・・・あると雰囲気が出る
みりん干しの材料はこれだけです。これだけでもおいしいのが出来ると思います。
この割合が基本ぽいんですが、あえて割合変えたりするのも面白いと思いますよ。ごまはあるとなんかステキ。
開いたアジをみりん醤油につける
こちらも開いたアジをみりん醤油につけていきます。例によってジップロックが楽。
僕は今回みりん2、醤油1の割合のものに6時間ほど漬けました。
なんでこの割合かというとうちの家族はあんまり塩分多いと良くないかな?と思ったからですww 甘くなっちゃうけどね・・・
みりん干しの方もネットで調べるとかなり干す時間に幅があるようで2時間~1日というものまでありました。こっちも研究しがいがありそうですねぇ!
あとはほぼ干物パターンと一緒ですね。キッチンペーパーで水分をとってごまを振り、風通しの良い日陰で数時間~数日干します。
完成した干物は焼いて食べよう
完成した干物はトースターとかで焼いて食べましょう。大きい魚の干物だと厳しいかもしれませんがですが今回は豆アジなので十分です。
自分で作った干物・・・ 感動ぉ~~~~!!
干物、塩っ辛くてうめぇww
みりん干し、甘くてうめぇww
まあ塩水ちょっと濃ゆかったか漬けすぎたかな、みたいな感じでしたが食べるには全然問題なく美味しいですね。
干すとあんまり骨も気にならなくなるのもいいところかも。
飯のおかずにもいいと思うし、お酒飲む人にはいいおつまみになるんじゃないでしょうか。
どれくらい干すと美味しいか
結構好き好きで作れる自家製干物なんですがどれくらい干すと美味しいかっていうところは気になるところだと思います。
この辺は季節や気温とかも関わってくると思うんですが個人的には今の所豆アジは2日位干すのが僕的には好きだったかなーと思います。
2日干した豆アジ。アジせんべいになる直前みたいなおつまみ感ある状態。
特にみりん干しのおやつ感はすごい。何枚でも行ける。
この状態になるとぜいごや残ってる骨なんかも本当に気にならなくなるんですよね~。ぜいごは取らなかった僕が悪いかなあ、はは。
干物は日持ちするか
作った干物はすぐ食べれない場合はジップロックに入れて冷凍しとけば大丈夫。
ラップにくるむとなおいいみたいだけど、豆アジを一匹一匹やってられないっすよ!というわけで僕はそのままぶち込み冷凍で保存してます。
豆アジがたくさんいると地獄を見るというお話
ついでにたくさんの豆アジを干物にするのは大変だと言う話も書いておこう・・・
今回僕は約100匹ほど調理したわけだがはっきりいってめちゃくちゃ大変だった。
初めてアジを開いたっていうのも結構大きいと思うんだけどとにかく小さいけど数が多いのでさばくのに5時間位かかってたりする。
初めてにしてもどんくさすぎたのかもしれないけど・・・ まあ何にせよ骨外して洗って拭いて・・とやってると単純作業とはいえかなり大変。
作るなら一回で多くても30匹くらいにしないと大変だと思う。多分30でも大変ww
みりん干しを漬けた時間が6時間だったのも疲れたので寝たからだったりして・・・ 2時間くらいでいいだろうとか思ってたんだけどww
豆アジは余裕で100匹以上釣れちゃうこともあるので干物にするときは数考えてやったほうがいいな、と思ったのでした。
作るのは大変だけどとても楽しかった!
たくさん釣ってしまったので作っている最中は大変だったけど、結果としては楽しかったな~!
自分で干物作る、焼く、食べる、美味しい! 冷蔵庫に入れておけば1品増やすのも簡単!
何より家族に美味しいっていってもらえたのが嬉しかったかな。
今後も割合とかを変えつつ、ちょこちょこ作っていこうかなと思ってます。