どうもSKです。
以前自分で下巻き等の糸巻き量を計算してリールに糸を巻いたのですがちょっと出来が悪く・・・
まあ何のかんのそのまま使って糸が少なくなってきたので新しいものを巻くことになったんです。
糸巻き量を計算して巻いた記事はこちらですね。
それで前回は計算してやったんですが結構、というか随分ややこしかったので今回はリールにラインをピッタリに巻く方法を試してみようと思いました。
こんな感じでやったので自分で巻くことになったけど困っちゃったよ!という方の参考になればと思います。
目次
リールにラインをピッタリ巻く方法とは
僕はこの動画を参考にさせてもらったんですが、リールにラインをピッタリ巻く方法を簡単に説明すると以下のようになります。
- リールに使いたいライン(メインライン)を巻く
- メインラインを巻いたら下巻用のラインと結ぶ
- 下巻用のラインを巻きたいところまで巻く
- 空のスプールに下巻用のラインを巻き取る
- もう一つの空のスプールにメインラインを巻き取る
- またリールに下巻用のラインから巻いていく
つまり計算でどれだけ巻けばいいのかわからないなら実際に巻いて確かめてしまえという方法ですね。
何言ってるかわからないかもしれないけど実際にやった作業を一個一個書いていきたいと思います。
準備
リールからラインを取る
もしリールにラインが巻いてあればそれを全部取る。
また巻いてあるラインに再利用の予定があれば空のスプール等に巻き取りましょう。
何も巻いてない状態のリールを使います。
道具の準備
- 新品のラインと空のスプール
- 下巻用のライン
- 糸巻きを補助するツール(あれば)
- セロハンテープやハサミ
ここでいう空のスプールはラインが巻いてあるやつのことです。例えば僕は前回買ったラインのスプールを取っておいて利用してます。
使うラインのものを含め2つあればいいです。
準備するものとしてはとりあえずこれだけです。
下巻用のラインは何でもいいと思います。僕は今回はナイロン3号のものを使っています。
空のスプールとか糸巻き用のツールは何かで代用できるかもしれません。
ところで今回改めて作業して思ったんですが、糸巻き自分でやるのならやっぱり高速リサイクラー等の定番の道具をつかった方が良いと思います。
工夫でなんとかなる作業だと思うんだけど結局工夫とかするよりこれでビシッと出来るってやつ持ってたほうが良いと思います。
実際にやっていきます
1 リールにメインラインを巻く
まずはメインラインをリールに巻きます。
下巻するんじゃないの?って思うかもしれませんがやっていけば分かります。
まずスプールに結ぶなりテープ貼るなりしてラインを固定します。これは固定しないとするする回ってしまったりするので固定します。
どうせ後で一旦巻き取るので適当に固定すればいいです。
ラインを固定したらある程度テンションをかけながらラインをリールに巻いていきます。テンションは糸の張りのことですので、ある程度張っていれば大丈夫です。
こんな程度のツールでもあるとちょっと楽です。本当にちょっとだけど・・・
たぶん次やるときは高速リサイクラー買っちゃいますね・・・
メインラインが巻き終わりました。
2 メインラインを巻いたら下巻用のラインと結ぶ
先ほどリールに巻いたメインラインと下巻用のラインを結びます。ここも適当な結び方でいいです。
3 下巻用のラインを巻きたいところまで巻く
ラインを結束したらあとはリールにある程度テンションをかけつつ巻きたいところまで巻いていきます。
巻きたいところまで巻いたらストップして糸を切ります。
4 空のスプールに下巻用のラインを全部巻き取る
このままでは下巻のラインが上になったままなので空のスプールに巻き取っていきます。
しかしやっぱりちゃんとしたツールがないと滅茶苦茶長く感じますね。僕も一応使ってるけど安物だし・・・
僕は今回ほぼ真面目に巻き取っています。辛かったです。
下巻のラインまで巻き取ったら先ほど適当に結んだところを切ります。これで下巻用のラインが巻き取れました。
5 同じように空のスプールにメインラインを全部巻き取る
リールに残っているメインラインを空のスプールに巻き取ります。
これで空のスプールに下巻用のラインとメインラインが回収できました。この時点でまたリールは何も巻いていない状態になるわけですね。
6 下巻用のラインからリールに巻いていく
今度は下巻用のラインからリールに巻いていきます。
スプールに2~3週ラインを巻きつけてユニノットで結びます。ユニノットは下の画像のような結び方です。
出典:https://www.unitika.co.jp/fishing/knot/lure-s/spool.html より引用しています
結んだらセロハンテープ等で固定します。
その後一定のテンションをかけながら下巻用の糸を巻いていきます。
7 メインラインを下巻用ラインと結束し巻いていく
下巻の糸を全部巻いたらメインラインと電車結びで結びます。電車結びは下の画像のような結び方です。
出典:http://yoz-ami.jp/line_knot/520 より引用しています
結べたらセロハンテープで結び目を固定し、こちらも一定のテンションをかけながら巻いていきます。
完成!
というわけで僕は今回こんな感じで仕上がりました。
今回はちょっと巻きすぎだったかも・・・?って思ったけど特に実際の釣りでもトラブルはなかったのできっといい感じのはずです!
手間はかかるけど正確に巻けるので出来るならオススメ
というわけでピッタリ巻ける方法はこんな感じです。
実際に巻けるだけ巻いて巻き直す方法なのでかなり正確に下巻き等ができるので、出来るならおすすめの方法といえます。
ただ難点はとにかくひたすら糸巻きなのでかなりめんどくさいです。途中ちょっと愚痴書いてたけどそれくらい辛かったんです・・・
釣りに使う糸なので今回巻いたラインもメインだけで150mもあるわけで・・・ 下巻きも含めるとどれくらいリールに巻き、また巻き取ったのだろう?
というわけでやるのなら高速リサイクラー等の定番の道具、もしくは自分で簡単に巻いたり巻き取ったりが出来るなんらかの工夫があったほうが良いと思います。
大変だったけど今回の糸巻きは個人的にはかなり満足の行く結果でした。
キレイに糸が巻きたい人は挑戦してみてはいかがでしょうか。