どうもSKです。
燻製用チップとしてはかなりメジャーな印象の桜チップ。
チップって案外高いしその辺の桜の木でチップ自作できないかな・・・ってちょっと考えちゃいますよね?
結論から言うと作れます、しかも結構簡単に。もちろんちゃんと燻製に使えます。
というわけで今回は燻製用の桜チップの作り方を僕なりに説明してみようと思います。
目次
必要なもの
桜の木
当然ですが桜の木を手に入れる必要があります。
僕の場合は共用の土地みたいなところに桜の木があるので、自然に折れたものを回収して入手しました。
太い木があるとたっぷり作れます。
入手出来たら風通しのいいところにおいて乾燥させておきます。
工具類
多少の工具類が必要です。僕はこんな感じのを使っています。
必須なのがナタ、あると便利なのがノコギリ、電動ドリルという感じです。
持っていなければ通販やホームセンター等で購入しましょう。
参考までにこの程度のものでいいんじゃないかと思います。
実際僕の家にあるものはこんな程度です。
ナタ以外は本当にあればって感じなのでとりあえずナタを用意しましょう。
チップの作り方
それではいよいよチップの作り方を説明していきます!
木の皮を剥く
まずは木の皮を剥きます。
なぜ剥くのかというと、僕もチップを作る際色々調べたのですが燻製した際に青臭くなるという情報が多かったです。
この写真の木もそうですが、やはり一番外側の部分になるので苔っぽいものというか不純物が多くなりやすいのかなと。
というわけで剥けるものは剥いてしまったほうが燻製用のチップとしては出来が良くなると思われます。
木が大きければノコギリで扱いやすい大きさに切断します。ノコギリの出番はこれのみ。
皮むき作業は鉈で地道に切り落とすような感じで削ります。
ドリルで削るかナタで削っていく
あとは桜の枝を電動ドリルで穴をあけたりナタで削っていきます。
電動ドリル作業は多少楽です。
ただドリルの性能にもよると思いますが時間もかかります。
僕が使っているドリルはバッテリー式の安物なので30分くらいで息切れします、とても悲しい・・
ナタは木の固さにもよりますがドリルより少し効率がいい気がします。
結局は地道に削りだしていくことになりますが、もし工具が両方あるならドリルで穴ぼこにしてからナタで切ったり砕いたりがバランスがいいですね。
とはいえナタがあれば作業は出来るレベルだと思います。
ちなみにドリルだとこんなオガクズみたいなのになります。
ナタだとちょっとワイルドです。
ドリルのクズの方が良さそうに見えますが実際にはわりと大きい塊でも問題なくスモークが出ます。
小枝について
大きい枝ばかりじゃなくてこういう小枝もありますよね。
これについてはいちいち皮を剥いてるような大きさではないので、僕はできるだけ苔等のゴミを取り除いて細かく折って削ったチップに混ぜてます。
小枝でスモークができたっていう情報も見かけたし、一度にたくさん使わなければ青臭くなったりしないと思います。
削ったら風通しのいいところで乾燥させる
削ったら適当な入れ物に入れて風通しのいいところで乾燥させます。
乾燥については数日置いておけば使えると思います。
煙が出にくいだけなので使おうと思えば削った日に使うこともできると思いますww
乾燥が終われば完成!
乾燥が終わったらあとは普通のチップと同じように使うだけ!
普通のチップと同じようにって書いといて初めて使ったチップがこの自作チップでしたが、こんな感じでうまい事美味しい燻製が作れてます!
というわけで今回は自作のチップを作る方法を書いてみました。
桜の木と削る根気があれば誰でも作ることができると思います。
チップが自作できればかなり経済的に燻製ができるようになります!
桜の木が簡単に入手できる人は是非やってみましょう!